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REGS World Topics Vol. 8: ベルリンの歴史的なInternationales Congress Centrum (ICC)の再活用のご紹介

 

REGS World Topics Vol. 8: ベルリンの歴史的なInternationales Congress Centrum (ICC)の再活用のご紹介

berlin icc

世界各地のGARDEのエージェントから定期的に送られてくる建築に関するトピックスの中からユニークな不動産活用のニュースをピックアップしてお届けいたします。今回はベルリンの歴史的なInternationales Congress Centrum (ICC)の再活用のニュースご紹介します。

ベルリン

1979年、当時はまだ分断されていた西ベルリンに、華々しくオープンしたのがInternationales Congress Centrum (ICC)でした。床面積は2万7900m2で、20席から5000席までの80のホールと展示エリアを備えるヨーロッパ最大の会議場は、銀色に輝く宇宙船のような外観と、レトロフューチャーなインテリアが印象的でした。しかし、年月を経て老朽化が進み、2014年から閉館せざるを得ませんでした。2023年9月には、一般市民に無料で公開し、空間の魅力を幅広く知ってもらい、文化施設としての再生への支持を得るために、48時間のオープンデーが企画され、大きな話題を呼びました。まるで近未来のSF映画のセットのようなこの空間にはインフルエンサーが溢れ、テラスでの夜通しのAパーティも大いに賑わいました。今後、この場所を文化とテクノロジー、アートとデジタル、研究と市民が一体となるコンテンポラリーカルチャーセンターにしたいと考えているICCの目論見は当たったようです。

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Berlin_report_2023_10

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