REGS World Topics Vol. 23: 元女子刑務所がアート・文化・美食の拠点に転身
世界各地のGARDEエージェントから届く建築トピックスの中から、ユニークな不動産活用ニュースをお届けします。今回は、1906年にベルリン南部リヒターフェルデに建設された女性刑務所が、「THE KNAST」として生まれ変わり、アート、カルチャー、グルメレストラン、バーが集まる複合施設として注目を集めています。
ベルリン
1906年に完成したベルリン南部の女子刑務所が、アート、カルチャー、グルメレストラン、バーを備える「THE KNAST」として改装され話題を呼んでいます。住宅地に溶け込むよう設計され、豪華な邸宅のように見える外観ですが、内部には刑務所の歴史を感じる独房が並ぶギャップが魅力です。館内のレストランと撮影禁止のスピークイージーバーの内装はオーナーのDr. Joachim KöhrichとJanina Atmadiが手掛け、彼らのミシュラン星付きレストラン「theNOname」の技術が活かされています。元刑務所の荒削りな空間に滑らかなレザースツールや銅のテーブルが配置され、歴史と洗練が交差する独特の雰囲気が漂います。
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